2012年

6月

04日

望まない起業

先日NHKを見ていたら、ある正社員の人が減給されて雇用されるか、フリーランスとなって仕事をするか選択を迫られているケースを知りました。

 

通常フリーランスを目指す人は、志す仕事や分野があり夢に向かって進む場合が多いですが、今回のように会社のリストラ策の中で問答無用に意に反して起業を迫られるケースがあることを知り、世の中の厳しさを改めて痛感しました。

 

私の知人で志さす仕事があり株式会社を設立していますが、某社内で業務請負みたいな形で仕事をしてみえる方がいます。

 

この方のように上司の理解があり、自分でも会社設立をしている場合は良いのですが、いきなり上司からフリーランスになって欲しいと言われても困る場合がほとんどだと思います。

 

でも、正社員と言ってもコストの感覚は必要なので、常日頃から自分の仕事を業務委託で請け負っているという感覚が必要なことも事実です。

 

正社員という待遇に甘えてしまい油断していると、足元をすくわれることになると思います。

 

職場改善、業務の改善は会社で働く社会人としては、当たり前の行動、考え、認識です。

 

正社員でこうしたことに熱心で社内でもVA提案で賞を獲得するなど活躍している人なら、急に起業を迫られても乗り越えることが出来るかもしれません。

 

今の時代は、支社員として毎月20万円の給料を稼ぐことが難しい事態になり、国の就労支援策の雇用でも給料が一か月8万円を超えることが無い仕事が多いという印象を受けます。

 

だから複数の会社にアルバイトやパートタイマーで雇用されるとか、業務請負で一人親方となって頑張っている方が増えてくると思います。

 

この際、正社員であってもサイドビジネスではないけど、常に複数の仕事を行い、いざという時に備える準備が必要だと思います。

みんなで古物商の許可を受けて、ネットオークションやアマゾンを活用した商品売買をして稼ぐとか、フリーマーケットに参加して稼ぐとか、色々と稼ぐ方法を調べておくと良いです。

 

昔、奥さんたちの間でオークションに参加して色々と中古品の販売をするために、古物商の許可を得た人が増えてテレビでも紹介されたことがあります。

 

再び、そうした時代に入るように思います。

 

一か所で20万円とか30万円とか稼ぐことが出来て家族を養うことが出来たら良いのですが、そういう願いが叶う雇用機会がとても少なくなりましたので、止むを得ないと思います。

 

望まいで起業を迫られるかもしれませんが、それに備えて今できる仕事を始めて自衛策を講じてみても良いと思います。

 

何でも身の上に起きたことを不幸と思わずに、夢に向かって進むことが出来るチャンスだと捉えて、工夫して乗り越えてほしいと思います、

 

仕事が無いなら自分で生み出すという姿勢が無いと、生きて行けません。

 

経営者の中でも、男気があるというか沢山の人を雇用して人を育てるという気概のある人が増えてほしいと思います。

 

雇用保険や社会保険料が負担に感じ、従業員を雇用しない社長が増えています。

 

国に就労機会を増やそうと訴える前に、従業員を雇用しよう、正社員として雇用して技術を向上させようとか、技術を後世に伝承させようという志を持つ社長を増やすことが、今の日本を救うカギになると思います。

 

いつからかコスト削減で、人件費がやり玉に上がる時代になってしまいました。

人件費を節約していては、国民の購買力が下がるから、結果的に自分の会社の営業実績に響いてきます。

 

コスト削減、価格競争に参加したとしても、競争で得たものは再び奪われるので、結局大規模リストラを予定する企業が増えています。

コスト削減をしても、従業員の幸せには繋がらなかったということです。

 

コスト削減を職場改善などで一生懸命してきたのに報われないとすると、誰が利益を得たのでしょうか?

 

経営者? 投資家? 誰が得したのでしょうか。

 

従業員が幸せになることができない会社は、存在意味がありません。

 

今仕事が無くて一生懸命就職活動している人も、正社員に拘らず自分で業務請負とか業務委託でも仕事をする勢いで、乗り越えてほしいと思います。

 

人それぞれみんな違うので、正社員で幸せになれる人もいるし、色々な会社を掛け持ちして幸せになる人もいます。

 

自分に適した雇用形態を選択することが、重要です。

 

みんながみんな正社員として雇用されたら一番良いのですが、正社員ではライフスタイルに合わない方もみえます。

 

だから派遣やアルバイト、パートタイマーという雇用形態があります。

 

家族を養っている人がアルバイトで生計を立てることは厳しすぎますので、そうした人は正社員として雇用されるように色々な支援が必要です。

 

本人が望んで起業するなら良いですが、望まない起業を迫られた時は、色々なことを考える節目に来たと思い慎重に判断してください。

 

必ず、あなたに合う働き方があるはずです。

 

周囲から見たら痛い人と見られてしまうかもしれませんが、人は自分の価値観で人を正そうとする習性があるので、我慢して右から左に受け流してください。

 

とにかく何かアクシデントがあっても暮らしていけるように、収入源を確保して自己防衛してください。